こころの病名と症状を知る
D i s e a s e    n a m e    a n d    s y m p t o m s
こころの病名と症状を知る
こころの"病名"を知る
M e t a l    D i s e a s e    N a m e
適応障害

適応障害とは、個人的な不幸(ストレス要因)にうまく適応することができずに生じた病的状態のことです。

この障害は、明らかなストレス要因から生じていること(状況要因)、それに対する反応が著しいこと(個人的要因)、しかし他の診断がつくほど症状が重くないこと(除外診断)の三つの条件から診断されます。

ストレス要因は、生命を脅かすような破局的なものより、失恋、離婚、転職などの日常的なできごとである方が一般的です。

症状は、不安、抑うつ、自律神経症状、不眠からさまざまな行動上の問題(無断欠勤、破壊行為、喧嘩など)までさまざまです。

治療は、ストレス要因に関する環境調整、ストレス要因への適応を助ける精神療法、補助的な薬物治療の3つが柱になります。

予後は、適切な治療が行われればふつう良好ですが、ストレス要因が慢性的であったりすると長引くこともあります。

(きっかわクリニック 橘川 清人)